日本語版のIDは四文字熟語みたいなの「悪党成敗」とかかっこいいですが、英語版のID名称もすごく凝っていて見ていると面白いんですよー!
そんな面白い英語版のダンジョン名称を紹介したいと思います。
今回は、新生エオルゼア編!
英語版で見てみると面白いダンジョン名称~新生エオルゼア編
新生エオルゼアのID英語名称一覧はこちら↓
コンテンツファインダー(CF)は、英語だとDuty Finder(DF)です。
ちなみに、空港にあるDuty Free。
Dutyには、「関税」という意味もあって、それを免除される(free)ということでDuty Freeという「免税店」の意味になります。
日本語と同じようにそのまま読める英語版ID名称
- サスタシャ → Sastasya
- ハラタリ → Halatali
のように、日本語と同じ響きをそのまま英語にしたようなものはわかりやすいですね。
- タムタラ → Tam-Tara
- トトラク → Toto-Rak
とかは、TT(タムタラ)、TR(トトラク)など略されがち。
英語圏の人すーぐ略す
ハウケタの悲劇
- ハウケタ → Haukke ???
一見すると日本語と同じ響きに見えますが、よく見ると Haukke…ta がない!!
ハウッケ??
…これ実は、\ 翻訳ミス /だそうですwww
PLL第27回で、ローカライズ担当のマイケルさんが暴露していました。
(クリックでYouTube動画に飛びます:音声注意)
ちなみに、当時Haukkeと翻訳した人はもうスクエニを退社されているそうです!
翻訳ミスのまま名称が固定されてるって、温かいチームですよね。
絶対大変だと思うんですよ。膨大な量の翻訳…。
ハウケタ=Haukkeでも、固有名詞なので意味は変わらないので、英語版ではHaukkeで浸透しているんでしょうね。
英語だと意味がわかりやすいID名称
中には英語版のほうが、ダンジョン名の意味がわかりやすいものもあります。
トトラクの千獄
トトラクの千獄 → The Thousand Maws of Toto-Rak
千の胃袋…トトラクってネチャネチャしてますもんね…。
オーラムヴェイル
オーラムヴェイル → The Aurum Vale
黄金の谷!
ワンダラーパレス
ワンダラーパレス → The Wanderer’s Palace
カタカナで「ワンダラー」と言うと、Wonderer=「好奇心が強い人」も思いつきますが、こちらはWanderer=「さまよう者」。
学者クエやったら、涙なしにWanderer Palaceに行けなくなっちゃいます…うぅ…
黙約の塔
- 黙約の塔 → The Keeper of the Lake
モードゥナにある銀泪湖には、今も突き刺さっている巨艦の残骸と、これに巻き付いた幻龍の骸が残っています。これが日本語版では「黙約の塔」と呼ばれています。
英語版では、
すなわち、銀泪湖の守り神と化したミドガルズオルムのことですね。
なんか…切ない。
語源をたどると面白い英語版ID名称
FF14の英語版へのローカライズは本当に興味深くできています。
英語圏の人にはなじみの深いラテン語や、その歴史の背景から言葉を探してきているようです。
シリウス大灯台
シリウス大灯台 → Pharos Sirius
その灯台の前高は134メートルにも及び、当時の建造物としてはギザの大ピラミッド(147m)の次ぐ高さ。濃霧でも遥か沖合いからも灯台の炎が見えたという。
伝説によると、灯台の炎を鏡で反射させて敵の船が岸に到達する前に燃やしていたと語り継がれている。
7世紀に地震で半壊し、その後要塞として利用されたが内乱や外敵の進行によって14世紀には完全に姿を消した。
参考:Wikipedia
カストルム・メリディアヌム
カストルム・メリディアヌム → Castrum Meridianum
FF14においては、ガレマール帝国が支配したエオルゼア各地の拠点に名付けられている。Meridianumは、ラテン語で「南」を意味するもので、カストルム・メリディアヌムはエオルゼアの南に位置するザナラ―ンにある。
まとめ
日本語版の名称もよく考えられていますが、英語版の面白さも共有したくて記事にしてみました!
FF14では、「日本語から英語に訳す」のではなく、”ローカライズ“と言って英語版をプレイしている人たちに響く言葉にうまく置き換えられて作られています。
中でも、地名や名称は世界設定担当とローカライズ担当が共同で案を出し合って考えられているそうです。
スタッフさんのこだわりが垣間見えて、FF14のことがもっと好きになっちゃいました!
今後もこういった記事を書いていきたいな…。
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