こんにちは、コトリ(@kotori_dq)です。
バージョン4.5後期に追加されたクエストNo.581「時の書と罪の書」ですが、ドラクエ10には珍しく、【選択肢によるセリフ分岐】があります。
通常クリアをするとどちらか一方のセリフしか見ることができず、クエストリプレイをすることで両方のセリフを確認することができます。
この記事では、
クエストリプレイはめんどくさい!って人に向けて両方のセリフをまとめています。
クエストNo.581「時の書と罪の書」攻略はこちらから
ではいっきましょー!
クエストNo.581「時の書と罪の書」のセリフ分岐:ドミネウスの回顧録をベルマに渡す?渡さない?
時獄の迷宮の本棚で見つけた『ドミネウスの回顧録』。
回顧録にはベルマさんに関わる重大な情報が書かれているようです。
判断は、主人公にゆだねられます。
自分の意志で未来を切り開いてきた主人公なら正しい判断ができるはず、とゼフに託されます。
あなたはどちらを選びましたか?
ドミネウスの回顧録の内容
まず、『ドミネウスの回顧録』に書かれていた内容から見てみましょう。
彼女は庶民だったが、お互いの若さゆえか、身分差などまったく障害にならなかった。
母子には、城下に家を与え住まわせた。ささやかな幸せの日々がそこにあった。
時の指針書に、エテーネの未来のため自害せよ と、みちびきが示されたのだ。
父上はマイナをよく思っていなかった。指針を改ざんし、死に追いやったのではないか?
だが 明らかになったのは、国王といえども予言の改ざんは不可能という 動かぬ事実のみ
彼女が死んで よりよい未来は訪れたか?彼女は 本当に 死なねばならなかったのか!?
マイナとの娘への興味もやがて薄れた。
指針書が命より大切と言うベルマ
指針書が命より大切と言う「ベルマの指針書」を彼女の元に返し、落ち着きを取り戻したベルマは、自分の生い立ちについて語ります。
だから人生をみちびいてくれる指針書だけが、わたしを見守ってくれる母であり……父だったんだ。
新たな指針が示されることは もうない。だが、それでも 構わないのだ。
たったひとつの絆だから……。
選択肢:ベルマに「ドミネウス王の回顧録」を渡しますか?
指針書が唯一のつながりであり命より大切と言うベルマに、父であるドミネウス王が綴った悲しい過去の回顧録を渡しますか?
分岐:回顧録を渡す
ベルマのセリフ
回顧録……? いったい 誰の?
読み終えても また 何度も読み返した……。
マイナとの娘とは………私だ。
母は 本当に 父を愛していたよ……。
政務が忙しく、長くは一緒に過ごせなかった。私は、父恋しさによく泣いたものだ。
「……そんな時、母は私にささやくんだ。
いつか お父様が迎えに来てくれる。
指針書が そのきざしを知らせてくれると。
私は みちびきの訪れを待った。
幸せな未来を信じ、あらゆる苦しみに耐えた。
父は迎えに来てくれず、幼いころには人並みならぬ苦労をした……。
指針監督官や矯正執行官の任についたが
結局は みじめな捨て駒にされた。
指針こそが 直接かけられることのない
父の言葉のような気がして うれしかった。
アッハハハハハハハハハハハハッ!!
「回顧録を読んで ハッキリした。
これまで私が信じていた指針は 父の言葉は
すべて……まやかしだったのだ!
これから たっぷりと時間をかけて
奴に奪われた 自由な人生を取り戻してやる。
私は ついに 自由を手に入れられたと!……それから もうひとつ。
この、どんなに願っても報われないことがあるという教訓がドラクエっぽくて好きだな。
ゼフのセリフ
憎しみを糧にしてでも 生きて 自由を
つかもうとするとは 彼女らしいですね……。
これは 店の誰にも話していないことです。
「私は ベルマさんを以前から知っていました。
とはいえ 彼女は私のことなど
覚えていないと思いますが……。
当時の署長、ジデン師は、出世の鬼のような人で
成果を上げるために手段を選びませんでした
そこで 親のない子供を集めたのです。
「ベルマさんも そんな子供のひとりでした。
彼女たちがあそこで体験したことは……
とても言葉にできません。
非人道的な行為はなくなりましたが
私が 罪に加担した事実は消えません。
親のない子たち、リンカやシャンテ、ルオンを引き取り育てた。ベルマさんも必ず 救いたかった……。
あなたは ベルマさんを救ったと同時に
私の心まで 救ってくださったんですよ。
ゼフが言う通り、唯一の父との繋がりであった指針書を本当の意味で受け入れたベルマさんは強い人ですね。
真実を伝えることでふたりとも何か吹っ切れた感じです。
分岐:回顧録を渡さない
魔法生物や黄金刑の件で私を恨んでいるな?
まあ 当然だ……それだけのことをした。
これまでに虐げてきた数多くの国民の
なげき、悲しみが私を責め立てた。
「それでも 私には 指針書しかなかったのだ。
だが……何を言っても 弁解にならんな。
少し 疲れてしまったよ……。
これからどう変わっていくのだろうか?せめて その行方を見届けたいと思っている。
お人好しの錬金術師にも そう伝えてくれ。私は もう 大丈夫だから……。
自分で「大丈夫だ」と言う奴の大丈夫じゃなさよ…。
ゼフのセリフ
たとえ 更新されなくとも 指針書の存在が
ベルマさんの心を支えているんですね。
現実と向き合って 生きていくしかない……いつか 許される日が訪れると信じて。
人目に触れるとまずいですから
私がしかるべき方法で廃棄しておきます。
犯した罪っていうのは、ゼフ自身の罪でもあったんですね。
過去からずっと引きずってきたものを手放すには、時が解決してくれるものではなく、なにかきっかけが必要なのかもしれません。
まとめ
ドミネウスの回顧録を【渡した場合】と【渡さなかった場合】のベルマとゼフのセリフをまとめました。
「渡す・渡さない」どちらの選択肢を選んでもクエストはクリアできるのですが、後味的にはだいぶ違った感じになりますね。
「渡す」を選んだほうが、どちらかと言うとトゥルーエンドになるのでしょうか。
ハッピーエンドなのにどこか切ない気持ちを残すところがドラクエっぽくて、今回のアプデで追加されたエピロードクエストは結構好きなストーリーが多いです。
あなたはどちらを選びましたか?
以上、コトリでした!
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