こんにちは、コトリ(@kotori_dq)です。
※この記事は、ドラゴンクエストVのストーリーに関するネタバレがありますのでご注意ください。
3DCGアニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のボイスキャストと予告映像トレイラーが発表されてドラクエ10界隈でも賑わっていますね。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』について
公開は、2019年8月2日(金)
ドラクエ10が始まってからちょうど7周年記念の日です!公開記念イベントとかあると嬉しいですね
ストーリーはドラクエ5 天空の花嫁が原案
この映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、ドラクエ5のストーリーが元になっているそうです。
ドラクエ5と言えば…ドラクエシリーズの中でも一番悲惨な人生を歩んだ主人公ではないでしょうか。
- 生まれてすぐお母さんのマーサが魔物に襲われる
- 目の前でお父さんのパパスがゲマにぬわーっ!!
- 青春時代を10年間奴隷として生きる
- 魔物退治を頼まれてキラパン(ボロンゴ?チロル?)に再開して村に連れて行ったら、実は魔物とグルで金目的のためだったんだろうと濡れ衣を着せられる
- 結婚してようやく幸せが訪れると思ったら、嫁が誘拐される
- 石像化されて8年、子供の一番かわいい時期を見られない
- 目の前でお母さんのマーサが息絶える
- 主人公は勇者ですらなかった
とはいえ、ドラクエ5は私がもっとも繰り返し遊んだゲームの一つで、ドラクエ5が好きな理由はそのストーリーが好きだからです。
「ユア・ストーリー」の意味
この映画のタイトルは『ユア・ストーリー』。
つまり、映画を見る人(わたし)のストーリーなんだと思います。すごくドラクエっぽくていいな~と感じました。
ドラクエ10も主人公は勇者ではなく盟友ですが、主人公が何万人といても、みんなそれぞれのドラクエ10を楽しんでいます。『マイ・ストーリー』なんですよね。
自分が主人公、これはゲームだけでなく現実においても同じはず。
ひとりの人間が、まだ何も知らなかった赤ちゃんから子供になり、学校という狭い世界で必死に生き、大人に成長して日々の仕事で忙殺され8年なんてあっという間にたって、結婚して子供が生まれ、ますます自分が主人公じゃないように思えてくるんだろうけど、自分の子供=勇者が魔王を倒すのを見守る。
振り返るとなんかツラくなってきてしまったんですが(笑)、これが『マイ・ストーリー』人生そのものなんでしょうね。
傍からみると悲惨なストーリーに見えたとしても、この人生は自分が主人公のストーリーなんですね。
ドラクエは人生だ。
こういうところが、私がドラクエを好きな理由でもあるんですが、ドラクエを好きな人だけでなくいろんな人に受け入れられる映画になってほしいな、と願います。
小説版ドラゴンクエスト5って知ってる?
ちなみに、小説版ドラクエ5というのもあって、ゲームでは説明されなかった細かい部分なんかも描かれていて非常に面白いです。読んだことある人も多いかな。
好きなエピソードをひとつご紹介。
「スライムナイト」はマーサがかわいがっていたピエールという名前のスライムだったんですって。それがスライムナイトになってからもマーサへの恩義を忘れず、主人公に仕え、主人公が石像になっている間に勇者である子供たちに剣術を教えたのはこのピエールだったとか。ピエールかっこいい。
映画の主人公の名前は「リュカ」と発表されていますが、小説版の主人公も「リュカ」だったので何かしら関係してるのかもしれません。ドラクエ5のストーリーが好きな人は、映画を見る前にぜひ読んでみてください!1~3巻まであります。
作品情報
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
- 原作・監修:堀井雄二
- 音楽:すぎやまこういち
- 総監督・脚本:山崎貴
- 監督:八木竜一 花房真
- ボイスキャスト:佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキ、山寺宏一、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎
- 製作:2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
- 配給:東宝
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